
2025.10.02
キャリアを考えるイベントに、のべ2,271人が参加。金融分野独自の取り組み「キャリア月間」実施レポート
- 記事
- キャリア カルチャー
キャリア月間とは?

<キャリア月間が始まった背景>
NTTデータ金融分野では、分野独自のサーベイを実施し、働く社員の声を拾いながら、組織的にエンゲージメントを強化していくためのさまざまな施策を実行しています。
そのサーベイのなかで、多くの社員が「キャリア形成」について課題を抱えていることが分かりました。
「キャリアってどうやって描けばいいのだろう」「“キャリア自律が必要”と言われるけど、そもそもなぜ“今”必要なの?」
「部下のキャリア形成を導いてあげたいのにどうやって導いたらいいか分からない」
こうしたモヤモヤを解消するための第一歩として、2025年6月を「キャリア月間」と位置づけ、社員一人ひとりに自分のキャリアを考える機会を提供しました。
<キャリア月間の概要・1ヶ月のテーマ>
6月のキャリア月間では、「Step0:キャリア自律の理解 ⇒ Step1:気づき・視野を広げる ⇒ Step2:内省」というステップに沿って、各種情報やコンテンツを提供しました。
7月以降に実施されるキャリア面談(※)との前後関係を意識し、その“線”を強化することで、社員がNextアクションへと踏み出せるようサポートしました。
※NTTデータでは、社員が自身のキャリアビジョンを描き、自己理解や仕事理解を深めるために、通常の面談に加えて、上長との対話の場を年1回設けています。
キャリアの可能性を広げる1か月!6月キャリア月間レポート
6月のキャリア月間では、各Stepに沿ってさまざまなコンテンツを、1か月間毎日実施しました。
取り組みの一部をご紹介
-
【Step0】特別講演・田中研之輔先生によるキャリア相談
法政大学の田中研之輔先生を迎え、「なぜ"キャリア自律"が必要なのか?」最先端の知見を解説しながら、一般社員向け、管理職向けにキャリアの描き方をテーマにした動画配信を行いました。
-
【Step1】動画配信企画・キャリアトーク
バックグラウンド、職種、役職、価値観、強みなど さまざまな社員のキャリアを、年表・モチベーショングラフを使用し、紐解いていく動画コンテンツをランチタイムに配信しました。
-
【Step1】社内報連載企画・あの人のキャリア
バックグラウンド、職種、役職、価値観、強みなど さまざまな社員のキャリアを取材し、数珠繋ぎで紹介していく記事コンテンツです。
-
【Step1】5年目交流会 / 7年目交流会
金融分野5年目社員、7年目社員の交流&キャリアを 考えるワークショップを実施。組織の中核となる社員に対して、組織からの期待を伝え自身の育成やキャリアを考える機会を提供しました。新卒入社者と経験者採用入社者の交流の機会でもあり、相互刺激を起こすことも狙いです。
-
【Step2】キャリアドック
国家資格のキャリアコンサルタントを持ったファシリテーターのもと、自分の強みやありたい姿を考えるワークショップです。
-
【番外編】Engagement Bar
普段テレワークも多い中、他部署や異なる役職、職種の社員同士がゆるく交流できるリアルの場として本社のイベントスペースにBarを設置。キャリアに関する日常の悩み事を持ち寄り、参加者同士フラットに語り合いました。
参加者の満足度も◎。今後も継続した取り組みへ

キャリアを考える1か月間のイベントには、のべ2,271人がリアルタイム(※)で参加しました。
また、「あの人のキャリア」記事については、過去に公開されたものも含め6月の1か月間で合計11,067PVを記録。
キャリアに関する強い関心と、本取り組みへの満足度の高さがうかがえました。
参加者から寄せられた声の一部をご紹介します。
※「あの人のキャリア」等、記事コンテンツの閲覧数は除く
・置かれた環境にとらわれることなく、自身で意味づけして各資本を蓄えていくことが重要だと感じました。自分の時間をつくり、今後のキャリアを考えて、「満足できる幸せなキャリア」を築いていきたいです。(主任)
・もともとキャリアは積み上げるものと理解していたが、そのイメージがより具体化できました。自分自身で実践し、その体験を配下メンバーに選択肢として伝えるとともに、自身の行動変革にもつなげたいと思いました。(課長)
NTTデータ 金融分野では今回だけにとどまらず、自律的なキャリア形成に向けて、継続的な支援を続けていきます。